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セリーナ・ランペ, 宮原 万智

2016.4/2~4/10 14:00~20:00
3/25 18:00~オープニングパーティー

スクリーンに消えるオレンジ

形あるものを分解してみる

ドイツと東京を拠点とするドローイング・インスタレーションアーティストの宮原 万智と、ドイツでグラフィックデザイン、オーストリアで彫刻を学んでいるセリーナ・ランペによるグループ展の開催。
共に学びながら、偶然にも作品テーマの着目点と作ってきた作品に共通点があることを見つける。資本主義社会における都市空間や建築の中に見受けられる思考と表象の関係に着目し、構造的な要素と有機性を持った作品を異なるアプローチで作成してきた。
今展覧会では、違う国で生まれ一つの都市で互いの共通項を感じた二人が、今一度違う(たがう)国と都市を振り返り一つの空間に共存させようとしている。ベルリンと東京が持つ戦後復興から今日までの歴史に対する眼差しや、双方のテクノロジーが蔓延する社会と芸術にたいする視点が空間に満たされることを目指す。

宮原万智 1988年生まれ ベルリン・ヴァイセンゼー芸術大学のスペースストラテジーコース及びライプツィヒ視覚芸術アカデミーに在学。人間の情報、空間認識について考察をしながらドローイング、インスタレーション作品の制作を行ている。主な展覧会に「第十二回1_Wall グラフィック ファイナリスト展」等
http://vitarhythm.jimdo.com/

セリーナ・ランペ 1986年生まれ ベルリン・ヴァイセンゼー芸術大学のスペースストラテジーコース及びウィーン芸術アカデミー在学。構造物と社会形態の関連について彫刻、3Dを駆使した映像を通して制作を行っている。
http://selinalampe.de/